都市部の観光客用宿泊施設として個人の部屋や家を貸し出す民泊が話題になっていますが、地方の民宿でも民泊に近いサービスの提供を試みています。

富山県氷見市の「宿民泊(やどみんぱく)」というサービスに関してみてみたいと思います。

 

宿民泊(やどみんぱく)とは

宿民泊とは、富山県氷見市の7か所の民宿が提供しているサービスで、3泊以上の素泊まりを条件として、4人以上であれば原則1人当たり1万円で3泊できるというものです。

民宿というと、美味しい料理が楽しみという方も多いと思うのですが、「料理はガイドブックに載っている店に行きたいので、宿泊だけしたい」というような需要も今後ますます増えてくるのではないでしょうか。

また滞在費用を安くすることで、滞在期間が延びれば、ゆっくりちその土地の自然や文化を体験できるというメリットもあります。

旅行に対してのニーズが多様化していくなかで、宿泊施設側も利用出来るプランを多様化することは観光客を増やす効果的な手段になると思います。

 

宿泊料金

2016年2月時点での一人当たりの料金(税別)は以下の通りです。

3泊以上の素泊まりが条件ですので、以下は3泊した場合の一人当たりの料金となります。

  • 4 名  3 泊 10,000 円(1泊あたり3,333 円)
  • 3 名  3 泊 11,500 円(1泊あたり3,833 円)
  • 2 名  3 泊 13,000 円(1泊あたり4,333 円)
  • 1 名  3 泊 14,500 円(1泊あたり4,833 円)

*宿泊延長は 1 泊毎に 4,000 円税

一人から利用できるというのも嬉しいですよね。

 

宿民泊の提供施設

2016年2月時点で宿民泊は7つの民宿で提供しています。

全宿共通のアメニティとして「歯ブラシ、フェイスタオル(バスタオルなし)、浴衣貸出」となっています。

 

岩風呂民宿 小境荘

〒935-0413 富山県氷見市小境81

http://kozakaisou.net/

設備 :客室和室(9室)冷暖房完備 寝具(布団)男女お風呂 (岩風呂 岩風呂 )あり

奥さんが台湾 の方で台湾・ 台湾・ 中国・ 中国・ 香港 語は堪能 です。

ご主人がオリジナルどぶろくをお客様に提供。新聞雑誌で話題です!

 

ふるさと民宿 河内屋

〒935-0413 富山県氷見市小境14

設備 :客室和室(10 室) 冷暖房完備 寝具(布団) 男女お風呂あり

合宿や研修にはお勧め!自炊も出来ます。

ある程度の人員であれば貸切もOKです。

ご主人奥さんあったか夫婦の人情があふれる。

 

洞窟風呂 わたなべ

〒935-0413 富山県氷見市小境43

http://www.himi-watanabe.com/

設備 :客室和室 (12 室)冷暖房完備 寝具(布団) 男女お風呂(洞窟風呂)あり

息子さんが漁師で直接捕った旬の魚を調理 。

建物の作りが重厚で歴史を感じさせる民宿です。

 

氷見・指崎温泉湯の里 いけもり

〒935-0007 富山県氷見市指崎1632

http://www.himi-ikemori.com/

設備 :客室和室(13 室)冷暖房完備 寝具(布団) 男女温泉浴場あり

評判の泉質さっさき湯の温泉を持つ!内湯・ 露天風呂と大好評。

女将と若女将が元気いっぱい 笑顔でお客様へサービス。

 

和風温泉元湯 叶

〒935-0002 富山県氷見市阿尾2810

http://www.himi-kanouya.jp/

設備 :客室和室(8室)冷暖房完備 寝具(布団) 男女温泉浴場あり

外見は昔からの氷見民宿、中に入ればお部屋設備などこだわりのつくり!

お風呂は温泉でゆっくり出来るおすすめ民宿です。

 

ひみの阿尾の浦温泉元湯 粋な民宿 美岬

〒935-0002 富山県氷見市阿尾3373

http://www.himi-misaki.jp/

設備 :客室和室(10 室)冷暖房完備 寝具(布団) 男女温泉浴場あり

ホテル旅館に負けない5階立て温泉民宿です。

女将(理香)社長が誠意をもってお客様をおもてなし。

 

おもてなしの宿 與一郎

〒935-0024 富山県氷見市窪2557-2

http://www.ccis-toyama.or.jp/himi/company/inn/yoitiro_top.html

設備 :客室和室(8室)冷暖房完備 寝具(布団) 男女温泉浴場あり

合宿や研修にはお勧め!

かまぼこ屋さんも経営(絵付け体験も可能)

女将・息子さん・娘さん皆でお客様をおもてなし。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私自身、自分が起業して初めて設立した会社が旅行会社だったので、こういった新しい試みは是非とも応援したいと感じます。

民宿で食べきれないくらいの贅沢な料理を堪能するのも楽しみですが、体験や交流に重点を置いたり、地元の美味しい料理を自分で探索して見つけるというようなことも、旅行の一つの楽しみと考える方も増えてきているのかもしれません。

そういった多様なニーズにこたえるサービスを提供することこそ、産業が成長するひとつの要素になるのだと思います。

宿民泊(やどみんぱく)にかんしては、こちらの宿民泊企画書に詳しく書かれていますので、是非ご覧下さい。