当日宿泊の民泊!?Overnight(オーバーナイト)って、何?

[記事公開日]2016/03/08
[最終更新日]2016/10/05
Pocket

Overnight(オーバーナイト)とは

2008年に米サンフランシスコでスタートしたAirbnbをきっかけに、世界中でさまざまな民泊ビジネスが始まっています。

今回は2015年に米ロサンゼルスでスタートしたOvernight(オーバーナイト)という当日予約の民泊アプリに関してご紹介したいと思います。

Overnight(オーバーナイト):http://www.joinovernight.com/

 

日本の当日宿泊予約サービス

日本でも2014年にグリー株式会社がホテルの当日予約専用スマホアプリ「Tonight」の提供を開始しています。

このTonightは以下のような制限があります。

  • ホテルのような旅館業許可を受けた宿泊施設の予約
  • 宿泊人数は最大2名まで
  • 素泊まりプランのみ

現在では株式会社Tonightという会社が旅行業登録をして運営しています。

Tonight:http://www.tonight.at/

 

Overnight(オーバーナイト)の特徴

Overnight(オーバーナイト)はAirbnbのように個人宅を当日予約で貸し出すという点がTonightと異なっています。

またAirbnbは事前に予約をしておかなければ当日宿泊することは出来ませんが、Overnight(オーバーナイト)は当日予約を売りにしています。

多くの日本人にとっては信じられないかもしれませんが、海外旅行でもホテルをとらずに、「現地でなんとかなるだろう」と思って来る人達がいるそうです。

私もサラリーマン時代に現地人の社員と一緒に出張にいって、出張先のホテルはまだ取っていないと言われて最初の頃は驚きました。

特に海外ではそういった当日宿泊のニーズがあるのかもしれません。

 

日本での展開

Airbnbが日本に力を入れているところから見ても、今後Overnight(オーバーナイト)も日本に展開する可能性もあると思います。

ただ、現在旅館業法の緩和でこれだけもめているところに、当日宿泊でしかも民泊となると、治安面や衛生面でさらに混乱が出る可能性があるので、すぐに開始というのは難しいと思います。

条例で旅館業許可の条件として「え?なんでこんな条件が入るの?」と思うような項目を見ることがあるのですが、多くの場合は「ラブホテル対策」です。

民泊で当日予約となると、ラブホテルの代わりとして利用される可能性もあると思います。

そうなると旅館業法や建築基準法、消防法以外にも、風俗営業法や景観条例などの法令にも関わってくる可能性がありますので、すぐに日本で展開することは、やはり難しいのではないかと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

正直言って、Overnight(オーバーナイト)に関してはまだ情報が少な過ぎて分からない部分がたくさんあります。

ただ、今後、こういった新しいサービスが次々と現れて、政府も対応を追われることも考えられます。

新しいビジネスが出て、景気も雇用も増えるというのは良い流れだと思うのですが、あまり急ぎ過ぎて治安面や衛生面で現在の生活環境が悪化するようなことにはならないで欲しいと思います。

 

 

Pocket

The following two tabs change content below.
行政書士・宅建士 横関雅彦
民泊申請専門行政書士・民泊運営コンサルタント。旅館業許可申請などの民泊ビジネスの申請サポート及び運営コンサルタントを行う。宅地建物取引士の資格も持ち、不動産売買の面でも民泊ビジネスをサポート。 また、総合旅行業務取扱管理者の資格も持ち、将来的に旅行業と民泊をつなぐサポートも展開したいと考えている。